皆さん良い釣りしてますか?^^
自身はというと仕事もさることながら他の用事がありあまりイッてません(爆)
まぁそう言いつつも岸壁でバイブレーションやブレードを投げたりしてますが・・・
要は坊主続きで更新できないだけ(爆)
話を無理やり変えますが前回の更新で言っていたROUFのインプレ。
ゼナック大好きさんからも楽しみにしていただいてるということなので
今回はそのインプレなんぞを紹介したいなと思います^^
長文になると思いますがしばしの間、お付き合いくださいませm(_ _)m
そして自身が愛用しているのはRG86パラボリック♪
自身がエギング?という釣りを始めて14~15年が経過し今も尚、春~秋に掛けて
デイ&ナイトで(仕事もあるので特にナイト♪)エギングというゲームを楽しんでいるが
エギングを始めた当初はというとスローテーパーのシーバスロッドに3000番のリールで
ナイロンライン3号に『4寸以下はエギぢゃねぇからっ!』とか言いつつ
4寸もしくは4.5寸のエギでナイトでズル引きで今では中級サイズ?と言われる
キロ前後のアオリイカを釣って楽しんでいた記憶が歳をとったせいかいまだに鮮明に
残っており懐かしく思える。w
がしかし!12年前?11年前?デイゲームで新素材(今でいうPEライン)ラインでエギを
アクションさせて釣るということを聞かされしかも専用竿まで発売されたと聞いて
購入したのがゼナックのアソートS86でありしかもすぐさまS86アキュラまでが
発売されてそれもすぐさま購入しwラインはPEラインの1号以下だから
リールは1サイズ落とし2500番で十分で今までやっていたシーバスロッドで3000番のリールで
ナイロンラインのタックルで何度も言いますが4寸以下はエギぢゃねぇ~!w
と言いながら4寸以上のエギを『ナイトでズル引き』というエギングを根底から覆されてしまい
今までの不健康な釣り?がなんだったのかと思い知らされてしまいました。
自身が幼少~学生時代にやっていた鮎釣りの時に使用していたメーカーさんが
エギングロッドを発売するならば間違いないでしょ!と思い
購入したのがゼナックのアソートS86とS86アキュラ。
各テスター陣によりシリーズ化したがそれでもS86アキュラを好みなんといっても
エギングというカテゴリーの中で業界初と言えるULガイドを搭載し(今でも好きです!)
ライントラブルも他社に比べて少なく数年間楽しませてもらった。
エスペルトシリーズが発売されるまでに他社に浮気?いやいや比較のためにw
他社のエギングロッドも数社(ゼナック社以外に4社)のものを購入し
使用してみたがどれもが何故か『?』になり
当時はよく使い比べてア~でもないコォ~でもないと考えて最終的に結果として出たのは
タックルのトータルバランスに係るロッドの軽さ、ライントラブル、ロッドの破損である。
軽さ等はまた後ほどにしてライントラブルの多さとロッドの破損であり
その多くが高弾性カーボンによるブランクの厚さが薄くしブランク径を太くして
軽量化を施して軽くしているがこの軽量化ってもろ刃の剣で使い手によっては
キャスト折れやシャクリ折れが多発しULガイドでない故にガイド絡みや
ティップ部分への巻き込みが多く釣りにストレスさえ感じてしまい
結局アソートS86やS86アキュラに戻ってしまう。
そしてLDBガイドを搭載したエスペルトというシリーズに変わり
当然自身もエスペルトシリーズを手に入れる。
通常ならば86アキュラを手に入れるハズですが
基本、スローな竿が好きなのとエギングに初速が1番大事なことだと
自身も思っておりあえて86パラボリックに♪
そして・・・
場所やポイントの状況、秋のコロッケさんに対しての使い分けで84スパーダも^^
ただ1本に絞れと言われたら自身の好みでいくと86パラボリックになります♪
当時から思っているのが高弾性カーボンによる感度強化と自重の軽量化を図って
感度を良くしてもブランクスの肉厚を薄くすればロッド全体を太くせざる得なく
見た目も悪く釣行時に釣り場でシャクリ折れやキャスト折れ等したら本末転倒ではないか?
そしてロッドの軽量化を図っても持ち重りに伴うトータルバランスの悪さに
ストレス感じるだろうという4点が常に頭の中にあり試行錯誤に走る。
だがアソートにしろ2代目アソートエスペルトにしろ中弾性カーボンで
ブランクスの肉厚を確保し強度も抜群でありブランクスも細身で綺麗な
トラウトロッドを彷彿させる見た目とバランサーを内蔵することによって
ロッドの自重バランスではなくリールを装着してのトータル的なタックルバランスで
持ち重りを軽減され前述の4点の問題も克服され自身もアソートシリーズが発売され
3年前まで快適に釣行していた。
そしてエギングだけでなくほぼ全ての釣りものに言えることなのだが
キャスト時のガイドへのラインの絡みとティップ部へのラインの巻き込みは
3年前までは釣行時に必ず発生していたのだがキャストスタイルを変えても
風などによる自然環境がある限りこの問題は拭えなく特にエギングとショアジギでは
どうしてもシャクリによるラインスラッグによって多発しやすい。
エギングに関して言えばここ数年で巷ではメインなスタイルになっている
スラックジャークやいまだ関東ではメインであるビシバシ系のシャクリでは
このライントラブルは問題である。
3年前に御社HPの確認と共に自身をサポートしてくれているメーカーの某氏と
ある方々の薦めや御社の営業の方に色々と根ほり葉ほり聞き納得した上で
ROUFブランドから発売されたRG86パラボリックを購入し現在に至る。
自身がエギングロッドに究極を求めるのは感度とライントラブルの無さであり
ならばインターラインロッドにすればすべてが解消するのではないか?と思われがちで
某メーカーではエギング専用のインターラインロッドを発売されており
インターラインロッドであれば感度もトラブルもなくなるというのは大間違いである。
ならば全てのメーカーがインターラインロッドを発売すれば良い話なのだが
確かに最近の技術力ってモノ凄い加速振りであるが
インターラインロッドといえどここには色々な問題も隠れており
それよりもなによりもライントラブルも感度の向上も解消されない。
エギングとショアジギ、オフショアジギングも含めて
道具のオートマチックさというのも必要ではあるが
この前述のカテゴリーは使い手の操作でタックルのポテンシャルや
レスポンスが良くも悪くもなり完全に使いこなされてないのが現実であり、
だからライントラブル等のトラブルが多くなるワケで
そのロッドの本来持つ性能は使い手の熟知力と理解力が高まって
タックルの性能も上がるというものだ。
だが感度やガイドセッティング等はそうはいかない。
そもそもそれでは感度とは何ぞや?ということになるのだが
感度とはどの部分でどこで感じるのか?
ブランクスで感じるのか?ラインで感じるのか?リールで?
エギングだけでなくシーバスやメバル、ベイジギングでの太刀魚もそうだが
感度を得るのはロッドやライン、リールでのハンドリング全てが必要ではあるが
1番必要なのはガイドのセッティングであると考えている。
例えばインターラインロッドと比べればインターラインロッドは
ラインの入口出口とで2か所のライン接点(支点)しかない。
テンションフォールしかやらないという方なら・・・
いやテンションフォールでもインターラインロッドはあまり感度が良いとは感じられない。
いくらカーボンの弾性を高くしてブランクの内部をメガドライ等の超撥水加工を
施してあってもラインが水中にある限り水はラインに纏わりついている。
となるとブランクス内にも水が浸入し多少でもブランクス内に残る。
ブランク内でラインに水が触れていれば間違いなく感度が鈍り伝達性能は低下する。
特にエギングに関して言えばフリーフォールでのラインのゆるさも加味すれば
内部での水との接触も考えれば感度は間違いなく低下しゲームにならない。
要はアウトガイドの場合、ガイドがラインとの接点になり且つ支点になるので
ラインがガイド内で弛んでいようと張っていようとガイドという接点がある限り
感度は保たれ且つRGのようにトップも含めて16個あるロッドは
今までのアソートシリーズや他社も含めてインターラインロッドや
高弾性カーボンをふんだんに使用したエギングロッドよりも
ラインからの伝達性能という点において感度は抜群にあがり微細なアタリも感知できる。
実際に藻面や着底もラインのふけではなく『トン』というアタリが
以前よりもわかるようになった。
そのおかげで・・・
釣行回数は減ったけど釣れる確率はかなり上がってます♪
皆さんも経験があると思うが白やパステル系のカラーのラインを使用していると
よくあるフグの猛攻。
そんなフグの猛攻も判りなによりもデカイカ特有の『モソォ~』というアタリも
ラインの走りを目視で確認するのではなく完全にラインの走りよりも早くロッドで感知できた。
中弾性カーボンだけでこれだけのロッドのラインナップと
テスターさんからのワガママ(失礼!W)を聞いて数々のロッドを製作できるのは
ゼナック以外に他社を見ても見受けられないことから
巷で流行っている感度=軽量化などという小っちゃいことに惑わされずに・・・
いやいやそんなことは頭から外してこれからも匠の技でロッド業界を賑わしていってもらいたい。
話は少し(かなり?)逸れましたが元に戻して・・・w
前述で書いたガイドの多さとセッティングというのは感度だけの恩恵だけではない。
エギの『飛距離』にも多大なる恩恵がる。
実際にエスペルト86パラボリックとROUF86パラボリックを
投げ比べてみて明らかにROUFの方が飛距離が出ている。
ROUFガイドによるライン放出の抑制によりスプールからのライン放出の
バタつきがなくなりベリーからティップまでのLDBガイドの部分で
よりラインが整然とされスムーズに放出される。
ノットをガイド内に収めてキャストすると『カツン!』とか『ガツッ!』という
通常のYSGガイドセッティングだとノットの干渉があるが
ROUFガイドとLDBガイドによるラインの抑制と整然でバタつきがないおかげで
ガイドへの干渉もなくストレスなくエギが飛ぶ。
これだけでも気持ちの良い釣りになるのだがこれだけでなくラインの回収の際にも
このROUFシステムガイドの恩恵によりラインの巻き取り時のふけがなくなり
キャスト時のバックラッシュ現象も減少し・・・
いやいやライントラブルは皆無と言っても過言ではないですよホント!
実際にROUFを使いだしてからはライントラブルがないですから。
そして特筆すべき点がもう一つ。
1番ガイドがトップガイドから1インチ程度下部の箇所に
セッティングされていることによってキャスト時の
ラインのロッドティップへの巻き込みも一切なくなりエギングが快適に行える。
そして飛距離のテストだが実際に向かい風(予報での風速7m)での飛距離が
エスペルト86パラボだと平均45m
ROUF86パラボで平均53mという8mの差が生まれ
ほぼ無風時でエスペルト86パラボで平均59m、
ROUF86パラボで平均70mという差が出た。
これは自身と釣友とでおこなった実験?であり自身達限りでの実験なので
この限りではないと思うがまだ試していない追い風だと
どれだけの飛距離がでるのか楽しみでしょうがない。
てかこの飛距離の差ってエギングだけではなく
どんな釣りものでも飛距離のアドバンテージは
良い意味で多大なる影響を及ぼし恩恵を受けることになる。
ならばローライダーガイドでも同じ性能があるのではないか?
という疑問も出てくるがバットガイドを変更するだけでなく
ベリー~トップまでのガイドも変更しなければ
ROUFガイドシステムと同じ恩恵は受けることができないし
バランサーでのタックルバランスを取るにしてもやや中央部に配置された
ローライダーガイドは重くバランスが悪くなることから
ローライダーでのこのシステムはこう上手くいかないだろう。
だからやはりROUFガイドではないとダメな感じがするワケです♪
そして感度、ライントラブルのなさ、飛距離どれをとっても
このROUFガイドシステムは他社の追随も許さず
これから徐々に理解され人気も出てくると自身は思っている。
ロッド自重をの軽量化の懸念をすることなど考えないで
ゼナックはゼナックで我が道であるROUFガイドシステムという
新たなる展開でショア・オフショアを突き進んでほしい。
強いて不満な面と言えば・・・
エギのフックキーパーを別付けではなくできればチタンやステンレスの鉄線で
フォアグリップの上部に取付てあればフックキーパーを止めてあるゴム(Oリング?)の
劣化で外れることもないし・・・
てかそれらのものを払拭してシンプルでありたいと思う。
そしてラインガイド(ゼナックオリジナル)もあまり必要性を感じないのと
逆に通常通りのラインの通し方をしてさえすればガイドピッチが細かいために
一気に2か所のガイドを通すこともできて今まで以上に楽です♪^^
これから先、他のロッドでもこのシステムを組んでいくと自身は予想しており
自身のやっているショアでのシーバスロッドのプレジールや
磯ヒラで使用するバーンブラックフィン、メバルのアストラ、
オフショアでのベイジギングを含めたライトジギング等でも大いに期待している。
それよりも現在、御社に入院中であるエギングロッドアソートエスペルト86パラボと
84スパーダの2本がGAHOUJIN仕様になり退院を楽しみに待っている今日この頃ですw
てな感じのインプレですがどうでしょうか?
確かに他社さんでも良い竿、名竿と言われていて自身でも
『良いなぁ~この竿』と思える高弾性カーボン使用のエギングロッドが2本あります。
ですが自身はやはりトータルバランスを気にしており
どうしても『軽い』とかの特化的な部分はあまり?全然気にしません。
要はゼナックのROUF RGもしくはアソートGAHOUJINは『間違いない!』ということです^^
注:今回のエギングロッドの説明はあくまでも自身のインプレであり
今まで自身が経験し感じたものであり決して他社のタックルを
否定したものではありませんのでご了承くださいm(_ _)m